【社会人1年目にぜひ】「自分の時間」と「思考」の重要性がわかる本7選

悩めるリーマン
悩めるリーマン

・自分の時間がなかなかない
・最近思考停止している気がする
・社会人におすすめの本が知りたい

ゴッチにお任せください!

ゴッチ
ゴッチ

こんにちは!ゴッチです!

この記事では、社会人になったら絶対に読むべき、「自分の時間」と「思考」の重要性を教えてくれる本を厳選して7冊ご紹介します!

仕事に忙殺され始めると、「自分の時間」がなくなっていきます。

自分の時間がなくなるというのは楽しいことをする時間がなくなることではなく、思考停止状態になることです。


何を目標にして、何が楽しくて生きているのか?
本当にやりたいことは何なのか?
やりたいことができないのはなぜか?
やりたいことをやるためにはどうしたらいいか?

これらは思考停止してしまった人には答えようがない質問です。

仕事に忙殺され、思考停止してしまってからでは完全に手遅れになってしまいます。

そうなる前に「自分の時間」をしっかりと確保すること、そしてその時間で「思考」することの重要性を知っておく必要性があります!

そこでおすすめの本を7冊ご紹介します!

時間術大全-人生が本当に変わる「87の時間ワザ」

時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」

時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」

ジェイク・ナップ, ジョン・ゼラツキー
1,426円(11/21 17:59時点)
発売日: 2019/06/19
Amazonの情報を掲載しています

 基本情報

  • 出版日:2019年6月19日 第1刷発行
  • ページ数:316
  • 著者:ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラツキー
  • 略歴:ジェイク氏はGmailなど、JZ氏はYouTube、Googleなどの開発、改良に関わるプロダクトデザイナーとしてテクノロジー業界で長く働いてきた。現在では、ジェイク氏はGoogle在籍中に考案した高速仕事術「スプリント」のコーチングや芸術家、IDEO客員研究員としての活動を行っており、JZ氏は多くの媒体で執筆活動に励みつつ、大学などでスピーカーとしても活躍している。



 ゴッチ評

 装丁

現代で時間がないのは当たり前!? 時間を奪ってきた2人が贈る、無理なく、誰でもできる「時間を生み出すテクニック」大公開!

私たちの身の回りのものは目覚ましい発展を遂げてきました。

中でもスマホはとても便利で、みなさんの多くはスマホをお持ちだと思います。

しかし、ほとんどの人はスマホを自分が望んでいる以上に使用し、スマホに時間を奪われてしまっています。

  ゴッチのボヤキ

休みに日にだらだらしてたら1日が終わってしまったなんて経験は誰にでもあると思います。

略歴の通り、YouTubeとGmailの開発を手掛けてきた2人は、ユーザーをどうやって惹きつけるか、つまり、ユーザーからどうやって時間を奪うかを本気で考えてきたので、スマホの魔力の凄まじさを十分に理解しています。

2人に言わせれば、スマホをデフォルト(初期設定)のまま、使っているとどうあがいてもスマホに時間を奪われてしまうだけで、意志の力などでは到底太刀打ちできないのだそうです。

なぜなら、スマホやアプリは太古の昔からの人間の脳の配線を巧みに利用して設計されているからです。

恐ろしい限りですね…


この本は、そんな2人が教えてくれるデバイスとの付き合い方を中心とした具体的かつ実用的な時間術を教えてくれるスマホ世代必読の書です!

まずはこの本から読んで「Make Time」!


  結論

多忙で誘惑の多い現代で、本当にやりたいことを見つけ、それを存分に楽しむためには意志の力だけでは不可能だ。メイクタイムを実行し、人生をピボット(旋回)せよ!




メモの魔力

メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)

メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)

前田裕二
1,463円(11/21 19:19時点)
発売日: 2018/12/24
Amazonの情報を掲載しています

 基本情報

  • 出版日:2018年12月25日 第1刷発行
  • ページ数:252(特別付録込み)
  • 著者:前田 裕二
  • 略歴:SHOWROOM株式会社代表取締役社長。1987年東京生まれで8歳のときに両親を亡くし、心に大きな傷を負うものの、唯一の兄弟である兄を喜ばせることを生きる原動力とし、強烈な行動力で人生を突き進む。外資系投資銀行、DeNAを経たのち、2015年にSHOWROOM株式会社を設立。



 ゴッチ評

 装丁

思考を深め、自分を知り、夢を見つけるメモ術! メモの魔力であなたの人生を激変させる!

言わずと知れたベストセラー本です。

この本が本当に伝えたいことは実は「メモの魔力」ではないと思います。

もちろんメモの素晴らしさも強く語られていますが、この本が本当に伝えたいこと、つまり、前田さんが人生で1番大切にしていること、それは「抽象化」です。

本書でも抽象化についてこのように述べられています。

これは、メモをとる上で、いや、人生をよりよく生きる上で、他の何にも勝る、最も重要な思考法だと本気で僕は考えています。

メモの魔力 p.47

メモは抽象化を行う上で最も効率的な手段であるだけです。

この本のタイトルは「抽象化の魔力」でもいいんじゃないのかと思えるほど、抽象化の重要性や絶大な効果を、尋常じゃない熱意も込めながら、わかりやすく伝えてくれます。


抽象化するには常に思考している必要がありますが、それはとてつもなくエネルギーが必要になるので自分を突き動かす原動力がないとできません。

その原動力を得るために、自分の人生の軸を見つける方法も伝えてくれます。


  結論

まずは徹底的な自己分析とライフチャートで「人生のコンパス」を手に入れる。自分自身が本気になれる夢を見つけたら、ファクトを抽象化・転用するメモ術を使って、逆算と熱中で実現しよう!



金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

ロバート キヨサキ, シャロン・レクター(公認会計士)
2,280円(11/21 19:19時点)
Amazonの情報を掲載しています

 基本情報

  • 出版日:2000年11月15日 初版第1刷発行
  • ページ数:280
  • 著者:ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター
  • 略歴:ハワイで生まれ、幼いころに二人の父親(実の父親と親友の父親)から正反対の教えを受けるも、最終的には「金持ち父さん」の生き方、考え方を実践していく。海兵隊、ゼロックスなどで働いたのち、自らのビジネスや株式投資、不動産投資で莫大な利益を上げ、47歳でビジネスの世界から引退。現在はお金に関する教育活動を中心に行っている。



 ゴッチ評

 装丁

みなさんは「お金」の勉強をしていますか? 本当の資産を知り、「お金」を自分のために働かせることであなたの未来は変えられる!

私がこのまま働き続けた先に何があるんやと思いつつも、このままでもいいかなという迷いがあった時期に明確な答えを出してくれました。

勉強し続けること、思考し続けることの大切さを経験談をもとに伝えてくれます。

お金について、思考停止してしまった「貧乏父さん」と学びを止めなかった「金持ち父さん」。

  ゴッチのボヤキ

多少のお金の差はあれど、多くの人が「貧乏父さん」になってしまう理由がはっきりとわかります。

この本ではお金持ちになるために勉強するべきことが書いてありますが、お金に興味がない人でも、この世界で何かを成し遂げようと思ったときに必要となる考え方は絶対参考になります。

本は分厚いですが、最後の方はわりと同じようなことが書いてあります。笑

長い本を読むのが苦手な人は半分くらい読むだけでも十分です!


  結論

お金について勉強する(ファイナンシャルインテリジェンスを高める)ことはこの世界を生き抜く上で必要不可欠だ。私生活でも会社でも常に「学ぶ」ことを意識して、ラットレースから早く抜け出そう。




父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

ヤニス・バルファキス
1,336円(11/21 19:19時点)
発売日: 2019/03/06
Amazonの情報を掲載しています

 基本情報

  • 出版日:2019年3月6日 第1刷発行
  • ページ数:246
  • 著者:ヤニス・バルファキス
  • 略歴:1961年アテネ生まれ。2015年にギリシャの財政危機時に財務大臣を務め、EUから財政緊縮策を迫られる中、大胆にもそれを却下し、大幅な債務帳消しを求め、大きな話題となった。イギリス・アメリカ・オーストラリアで経済学を教えたのち、現在はアテネ大学で経済学の教授を務めている。



 ゴッチ評

 装丁

現代の社会の起源、構造は経済学ですべて説明できる! 全人類が読んで、考え、社会を、地球を、変革せよ!

今ある社会やそこにある問題はすべて経済で説明がつくことを教えてくれます。

それ故に経済はとても重要で、その経済について政治家や経済学者に頼り切るのではなく、全員が学び、考えていく必要性を訴えています。


この本では様々な物語を介して、経済を説明してくれているので非常にわかりやすく、面白いです。

読み進めるほどに、次々と登場するエピソードのおかげで、食い入るように読んでしまうこと間違いなしです。


もちろん経済のお話ではありますが、行き着く先は人は何を目指して生きるべきか、私たちが追い求めるべき本当の幸福とは何なのかといった壮大な人生論です。

この本を読むことで必然的に思考できますし、思考し続ける重要性がひしひしと伝わってきます。


  結論

経済学を学び、世界を知ることで、社会と地球を変革する必要がある。それを追い求めることこそが、本物の幸福、自由を得る機会となる。



ゼロ秒思考

ゼロ秒思考

ゼロ秒思考

赤羽 雄二
1,109円(11/21 19:19時点)
発売日: 2013/12/19
Amazonの情報を掲載しています

 基本情報

  • 出版日:2013年12月19日 第1刷発行
  • ページ数:214
  • 著者:赤羽 雄二
  • 略歴:1978年に東京大学工学部を卒業し、小松製作所で勤務。その後、スタンフォード大学大学院に留学し、1986年にマッキンゼーに入社。2002年に「日本発の世界的ベンチャー」を1社でも多く生み出すことを使命とし、ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。



 ゴッチ評

 装丁

細かいことは一切ない 必要なものはペン、ノート、「10分」のみ 本当にゼロ秒で思考できるようになるトレーニング法! ゼロ秒への扉は全人類に開かれている!

まさに革命といえるでしょう。

一枚の紙とボールペンでここまで思考できるなんてと衝撃が走りました。

メモの魔力とも共通していますが、ペンを走らせることによる効果は科学では証明できない、人智を超えた潜在能力を秘めていると改めて実感できます。

  ゴッチのボヤキ

この本をきっかけに思考を整理するときは必ず紙に書くという習慣がつきました。

基本的にはハウツー本になりますので、書かれている通りにやってみてください。

人間関係がうまくいかない時も、新しい企画案が浮かばない時も、話の流れがわからない時も、すべてに通ずる思考法です!

思考の重要性という観点からは少しそれてしまっていますが、速く、深く思考する方法を知っておいて損はありません。


  結論

メモ書きによって、元来人間に備わっている判断力、思考力を最大限引き出し、瞬時に現状認識から意思決定までを実行できるようになる。考えることへの苦手意識をなくし、ゼロ秒で思考し、行動しよう。




DEATH「死」とは何か

 基本情報

  • 出版日:2018年10月10日 第1刷発行
  • ページ数:382
  • 著者:シェリー・ケーガン
  • 略歴:イェール大学教授。道徳哲学、規範倫理学の専門家として名高く、着任以来二十数年間開講されている「死」をテーマにした講義は今でも人気のコースとなっている。



 ゴッチ評

 装丁

「死」を深く掘り下げれば見えてくる「生」の形! 誰もが自然に避けている死にまつわる事実を一緒に考えてみよう

読み切った後には生き方が変わります。

「東大読書」で質問、要約をして、論理展開や著者の言いたいことをしっかりと理解することが必須です。

それほどまでに「死」は複雑で、考える価値のある事象だということです。

  ゴッチのボヤキ

分厚い本でとても読むのに疲れますが、個人的には今の人生観の根幹に最も影響を与えてくれた本です。

「死」とは何か?「死」は悪いのか?悪いとすれば「不死」は良いことか?良い人生とは?

人が必ず迎えることになる「死」について、著者が哲学的に深く思考しています。

著者に反論できるようになればかなり思考できているはずです。


この本を理解しようとすることで思考自体が深まるのはもちろん、死とは何か、生きるとはどういうことかを学び、自分に与えられた時間、人生をどのようにして生きるべきか考えるきっかけになると思います。


  結論

死は人生における良いことを剥奪するので、相対的に悪い。しかし抱くべき感情は驚くべき機械「人間」に生まれてきたことへの感謝だろう。そして用心して生きるべきだ。なぜなら、人生は何もしないには長過ぎるが、何かするには短過ぎるからだ。



FACT FULLNESS

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

ハンス・ロスリング, オーラ・ロスリング, アンナ・ロスリング・ロンランド
1,782円(11/21 19:19時点)
発売日: 2019/01/11
Amazonの情報を掲載しています

 基本情報

  • 出版日:2019年1月15日 第1版第1刷発行
  • ページ数:397
  • 著者:ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド
  • 略歴:ハンス氏は1948年スウェーデンのウプサラ生まれ。大学で統計学、医学、公衆衛生を学んだ後、1976年に医師になる。それまで知られていなかった神経がマヒする病気「コンゾ」を発見し、1986年にウプサラ大学で博士号を取得。2005年に息子のオーラとその妻のアンナと共にギャップマインダー財団を設立し、誰でも理解できるような「事実に基づく世界の見方」を広めることに人生を捧げ、数々の講演を行った。その後、2017年2月7日に世界中の人たちに惜しまれながら、すい臓がんによりこの世を去った。


 ゴッチ評

 装丁

あなたは「常識」をアップデートしていますか!? 思考停止してしまう原因である人間だれしもが持つ本能に打ち勝ち、世界を「正しく」見るための必読書!

冒頭で、私たちの「世界情勢における常識の鮮度」がかなり落ちてしまっていることに驚きます。

私たちが「発展途上国」と思っている国は現在どのような状態なのか、これから人口増加は進み続けるのか、欧米諸国はこれからも世界の中心なのか…

世界の常識をほとんどの人(私に限らず、国連の偉い人とかも)は誤ったイメージで認識してしまっているのです。

  ゴッチのボヤキ

最初に、自分の中の「常識」がどれだけ事実とかけ離れているかがわかる「チンパンジークイズが用意されています。

原因はこの本で紹介されている人間がもつ10の本能と、それによる怠惰です。

世界情勢に限らず、あらゆることにおいて情報を精査、更新せず、知ったかぶりをしてしまっている、つまり、「思考停止」してしまっていることの現れだと私は痛感しました。


この本を読まずして、現代において教育、ビジネス、投資などあらゆる分野で成功を収めることはできないと思います。

読んで、世界を知った気になっている自分に気づき、人間の10の本能を学び、著者のハンスさんのように死ぬまで思考し続けましょう!

最後の最後には感動のストーリーが待っています。

私は少し泣きそうになりました。(決して泣いてはいません、決して…)


  結論

人間が持つ10の本能により、思考停止してしまった私たちのほとんどは世界の常識でさえも正しく見ることができていない。10の本能があることを知り、自分や自分自身の考え方を批判的に見ることで、積極的に知識をアップデートしよう。