
・最近YouTubeの広告が多すぎてイライラする
・広告が多すぎるWebページが増えている気がする
・広告のせいで読み込みが遅い
ゴッチにお任せください!

この記事の内容
- 「Brave」について
- Braveの特徴
- ダウンロード方法と細かい設定
- 本当に広告が消えるかどうかの検証
こんにちは!ゴッチです!

ゴリーマン|コンサル(FAS)でFA←JTC動物園で現場業務|未経験からコンサル転身後、働きながらUSCPA合格|USCPAコーチングでこれまでに48名の科目合格をサポート|現在はCFA勉強中(Level2 Candidate)
☆USCPA/米国公認会計士☆宅地建物取引士
この記事では、最新のWebブラウザ「Brave」の簡単な解説をしていきます。
最後まで読んでいただければ、みなさんはWeb上のうっとうしい広告に煩わされることなく、快適にネットサーフィンを楽しむことができます。
なんとあのYouTubeやYahoo!まで広告が出てこない!?
新進気鋭のサービスでまだまだ謎が多いですが、わかっていることを丁寧にお伝えしていきます!
Webブラウザ「Brave」とは?
「Brave」は、MozillaとFirefoxの共同設立者であるBrendan Eich CEOらによって立ち上げられたアメリカのBraveという会社によって提供されているWebブラウザです。
「Brave」はユーザー目線で見れば、広告やトラッカーのブロック機能と、ユーザー自身が承認した広告を見ることによってトークン(ポイントのようなもの)を稼げるシステムを実現した高速Webブラウザです。
「ユーザー目線」と言ったのは、Braveにはユーザーだけではなく、コンテンツ制作者や広告主にとっても大きなメリットがあるからです!
その仕組みも含めて、Braveの特徴を早速ご紹介していきます!
Braveの特徴
この動画で紹介されている広告ブロックによる高速ブラウジングも含めて、Braveには大きく3つの特徴があります。
- 広告ブロック、高速ブラウジング機能
- トークン(ポイント)稼ぎ
- 投げ銭機能
それぞれを詳しくご紹介していきます!
広告ブロック、高速ブラウジング機能

何と言ってもこの機能でしょう。
Braveは自動で広告やトラッカーをブロックしてくれます。
また、その広告やトラッカーを表示させないことにより、ページの読み込み時間が上がるので高速ブラウジングを実現しています。

上の写真は実際に私が使用しているBraveの画面ですが、これまでに127,000のトラッカーと広告をブロックし、それにより1時間節約できたという証です。
トークン(ポイント)稼ぎ

基本的には自動で広告をブロックしてくれるのですが、Braveが指定した広告を見ることでトークン(ポイントみたいなもの)が稼げるのです!
このトークンはBasic Attention Token(BAT)と呼ばれるもので、Braveが目指すWebブラウザの根幹を支えるものになります。
トークンはこの後ご紹介する「投げ銭」に使えるほか、将来的にはギフトカードなどと交換できる可能性もあるそうです。
また、このBATは仮想通貨でもあります。
通貨名 / ティッカー | Basic Attention Token / BAT |
設立年月日 | 2017年5月31日 |
発行枚数 | 1,500,000,000 BAT |
開発ベースの仮想通貨 | Ethereum / ETH |
現在のところ広告閲覧等で得たBATを取引所に移して取引することはできないようです。
このトークンの存在により、ユーザー、コンテンツ制作者、広告主の3者だけで広告システムを作ることができるようになるのです!
これがBraveが目指す「分散型広告システム」です。
簡単に現在の広告管理システムの問題点と分散型広告システムのメリットについてご説明します。
現在の広告管理システム
現在の広告管理システムの問題点をまとめると次のようになります。
- ユーザー:プライバシーが侵され、ページの表示速度が落ちる
- コンテンツ制作者:検索エンジンに広告手数料をかなり(約7割)とられる
- 広告主:ターゲティングが不十分でユーザーが見るかもわからない状態だが、インターネット上で広告を出す方法がそれしかないので仕方なく莫大な費用を払っている
- 検索エンジン、仲介サイト:仲介しているだけで莫大な利益を得る
このシステムは「検索エンジンや仲介サイトが広告を中央集権的に管理をしているので、そこに収益が集中し、3者が困っているということになります。
分散型広告システム
出典:Basic Attention Token
一方、分散型広告システムは既存の検索エンジンや仲介サイトを一切経由しません。
それにより以下のメリットがあります。
- ユーザー:不必要な広告が出ないので快適にネットサーフィンができ、見たいと思った広告を見ることでトークンが貯まる
- コンテンツ制作者:検索エンジン等に手数料をとられないので収益が上がる
- 広告主:マーケティングに役立つ価値のある情報を手にでき、見たいと思っているユーザーに対して広告を出せる
- 検索エンジン、仲介サイト:莫大な利益を手にすることはない
ユーザーはネットサーフィンでトークンを得ることができ、広告主はほぼ直接的にコンテンツ制作者とユーザーに報酬を払うことになります。
この広告の閲覧で発生する報酬のうち70%がユーザーへ、30%がBraveへと支払われているそうです。
また、図にもある通り(英語ではありますが)、ユーザーの閲覧データ等は流出することがないとされているのでプライバシーも保護されます。
現在苦しめられている3者が同時に助かるのです!
画期的すぎますね!
投げ銭機能

ユーザーは獲得したトークンを使って、Braveに登録済みであるお気に入りのコンテンツに投げ銭ができます!
SHOWROOMなどのサービスと同じような感じですかね。
コンテンツ制作者に大きなメリットがあるのは間違いないでしょうが、完全に任意ですのでユーザーのメリットでもあるでしょう。
私のブログもBraveに登録済みですので、投げ銭をしてもらえるととても嬉しいです!

その都度ではなく、毎月決まった金額分のチップを自動的に送ることもできます。
ダウンロード方法と設定方法

新進気鋭のサービスで細かい説明があまりないので、丁寧にお伝えしていきます!
ダウンロード方法
ダウンロードは下のボタンからできます!
設定方法
設定するべきことは大きく3つです。
- インストール時の設定
- 広告の頻度の設定
- 強すぎる設定の解除
最初はめんどくさいですが、一度設定してしまえば終わりですので歯を食いしばって頑張りましょう!
このブログではiPhoneの設定方法をご紹介していきます!
Androidも基本的には同じです!

インストール時の設定
まずはインストール時の設定を丁寧にお伝えしてきます。
お好みの検索エンジンを選択しましょう。
私はGoogleを選択しました。

この「Brave Shields」がWebページ上の広告をブロックしてくれるので設定しておきましょう。

有効にすることで広告閲覧でBAT(Basic Attention Token)が貯まります。
ぜひ有効にしておきましょう。

Brave Rewardsを有効にするとこのように画面上部に広告(Brave Ads)が出てきます。
広告が出てくる頻度は後で設定できます。

これでインストール時の設定は完了です。
広告の頻度の設定
広告の頻度を自分に合わせた回数に設定しましょう。
ライオンの横の三角形のアイコンです。


ここでついでに「自動支援(私たちがよく見ているサイトに自動的にBATポイントを付与する機能)」をオフにしておきましょう。
頑張って貯めたポイントが勝手に投げ銭されてしまいますので。


デフォルトでは「1時間に2件表示」となっています。
少なく設定することもできますが、その分BATポイントは稼げなくなります。

これで広告の頻度の設定は完了です。
強すぎる設定の解除
Braveは広告ブロック機能は、設定が強すぎると肝心のコンテンツさえも見れなくなってしまいます。
この設定はAndroidにはありません!



これですべての設定が完了です!
広告が消えるのかいざ検証!

代表的な「YouTube」と「Yahoo!」で本当に広告が消えているのか検証していきます!
YouTube

最初の広告、途中の広告は一切ありません!
広告がある箇所を表す黄色いバーが全くないのがおわかりいただけると思います。
Yahoo!

画面上のコンテンツは違うものの、Yahoo!をWeb上で見たときの同じ箇所です。
見事に広告が消えています。
どちらも広告が本当にブロックされていることがおわかりいただけたと思います!
まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事の重要ポイントをまとめます。
- Braveは信頼のおけるアメリカの会社が提供しているWebブラウザ
- 一番の特徴は広告ブロック機能とそれによる高速ブラウジング
- 任意の広告閲覧でポイントも稼げる
- YouTubeやYahoo!の広告が本当に消える!
これだけのメリットがあれば、次世代ブラウザとしてこれから拡大を見せていくことでしょう。
まだまだBraveの認知率は低いですが、広まっていけば貯まったポイントも様々な場面で使用できるようになると思います。
みんなで盛り上げていきましょう!