【書類選考スルーパス】文章力が身につくおすすめの本3冊

悩めるリーマン
悩めるリーマン

・文章がうまく書けない
・何か書くのにものすごい時間がかかってしまう
・文章力が向上する本を知りたい

ゴッチにお任せください!

ゴッチ
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こんにちは!ゴッチです!

この記事では、「文章力が身につく本」をご紹介していきます。

ビジネスマンは文章を書く機会がとても多いと思います。

日々のメールや資料作りなど文章を書かない日はないと言っても過言ではありませんし、人に何かを売り込む文(セールスコピーライティング)は面白くなくては読んでもらえません。

意外にも正しい文章の書き方、面白い文章の書き方を知らないという人は多いのではないでしょうか。

文章力を身につけ、思いや気持ちをバシッと伝えられるようになりましょう!

禁断のセールスコピーライティング

 基本情報

  • 出版日:2014年5月24日 初版発行
  • ページ数:285
  • 著者:神田昌典
  • 略歴:経営コンサルタント・作家。上智大学外国語学部卒業後にニューヨーク大学経済学修士、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士号取得。大学3年次に外交官試験合格、4年次より外務省経済部にて勤務。戦略コンサルティング会社、米国家電メーカー会社で活躍後、1998年に経営コンサルタントとして独立、作家デビュー。著書多数。株式会社ALMACATIONS代表取締役、公益財団法人・日本生涯教育協議会の理事も務める。



 ゴッチ評

 装丁

あなたの会社の売上を上げるセールスコピーの宝庫! 文章1つで顧客を惹きつけ、離さない

タイトルの通りセールスコピーについての本で、個人商店を営んでいる方は必読書になると思います。

基本的な法則やテクニックはもちろん紹介されているのですが、圧巻なのは「実例」です。

実際に使用されたコピーを解説して、良い点、悪い点を解説してくれるので非常に実用性が高いです。

そのまま構造をマネするだけでも売上アップが期待できそうです。


そしてもう一つ、目から鱗だったのが第4章「禁断のセールス」編です。

コピーライティングとは直接関係のない営業のお話ですが、とても勉強になりました。

  • 営業は「高飛車」であれば信用される!?
  • 短時間で信頼を築くには見込み客の〇〇の話をすればいい!?

営業をしていない人でもためになることが多いので、セールスコピーに興味がない人もぜひ第4章だけでも読んでみてください!


  結論

文章は情報を伝えるものではなく、気持ちを伝えるものだ。顧客の共感を得たり、疑問や不安を先取りしたりして顧客からの信頼を勝ち取ることができれば顧客は行動してくれる。




新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング

 基本情報

  • 出版日:2015年8月11日 初版発行
  • ページ数:206
  • 著者:唐木 元
  • 略歴:1974年生まれ。株式会社ナターシャ取締役。大学在学中からライターとして働き始め、卒業後に自ら事務所を開設し、雑誌を中心に執筆・編集の現場に従事した。2004年より編集者としてライブドア・パブリッシング、幻冬舎、KI & Companyと3つの出版社に勤務。2008年に株式会社ナターシャに参加し、編集長として「コミックナタリー」などを立ち上げた。



 ゴッチ評

 装丁

あなたのペンが止まっている時間なくします コミックナタリー初代編集長が教える、正しく、速く書けるメソッド大公開!

まさに文章力の教室といった内容で、正しく文章を書くための教科書のような本です。

また、編集者として長年経験を積まれていることがひしひしと伝わってくるような編集の「現場」が感じられる本でもあります。(働いたことないですが)


すぐに実践できるテクニックも数多く紹介されていますが、一番大事なのは第1章で紹介されている「書き始める前の準備」です。

この「準備」は早く、良い文章を書くためには何よりも重要です。

数をこなすまでは時間がかかりますが、紹介されている「構造シート」を使って文章を書いてみましょう。

効果、上達を実感できるはずです。


テクニックも一般人には備わっていない視点で紹介してくれているので、基本的でありながらも目新しいものが多いです。

特に次の3つは今後気をつけようと思いました。

  • 「など」「ほか」などの濁し言葉の使いすぎ
  • 約物(「!」「?」などの文字や数字以外の記号)の使いすぎ
  • 文頭1語目の読点

この他にもすぐに実践できるスキルは満載です!


  結論

文章は事実、ロジック、言葉づかいの3つのレイヤーがこの順序で積み重なっている。この順序に忠実に書くためには、書き始める前に主眼(文章の目的)と骨子(骨組み)を決める必要がある。その上で読者に寄り添ったテクニックを加えれば、完読される「良い文章」は完成する。



人を操る禁断の文章術

 基本情報

  • 出版日:2015年1月19日 第1刷発行
  • ページ数:222
  • 著者:メンタリスト Daigo
  • 略歴:メンタリストとしてテレビ番組への出演を多数こなす中、外資系企業の研修やコンサル、教育誌への連載なども手掛けている。著書多数。



 ゴッチ評

 装丁

メンタリズムを使った、人を動かす文章術! 企画書でもSNSでもあなたの文章は読んでもらえるようになる

メンタリズム、心理学を応用した文章を書く上での基本が理解できます。

小手先のテクニックが数多く紹介されているわけではありませんが、幅広い場面で0から文章を考える上で役立つ知識が身につくと思います。

すぐに使えるテクニックだけ知りたいという方は第4章だけ読むと良いでしょう

ゴッチ
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まずは文章を書く基本の3原則を知り、それから意識するべき7つのトリガーを意識した内容を、5つのテクニックで書くという流れです。

なんか多いなと感じる人も多いかもしれませんが、本書でも紹介されている通り、1つでも実践すれば効果があります。


情報を伝える文章(新聞など)以外のすべての文章は、人に行動してもらうために書くという気持ちが大切だなと感じました。

そのために何よりも重要なのは読み手の心を動かすことです。

このブログも事実を伝えるだけの文章になっていないか、読み手が行動してくれる文章になっているかを意識して書き続けていきます。


  結論

文章は読み手に行動してもらうために書こう。読み手の想像力を刺激して欲求を満たした文章を書けば、読み手の興味をそそり、行動を操れる。




まとめ~「文章力」における3つの気づき~

文章力のまとめ

同じ分野の本を数冊読むと、必ずと言っていいほど、共通点が見えてきます。

そしてその共通点は、必然的にその分野における「最重要事項」となるはずです。

ということで最後に、前述の3冊から発掘した3つの共通点を私の「気づき」としてご紹介します!

  1. 文章を書き始める前に、誰を行動させたいのか、そのためにどういう構造で書くのかを決めておく
  2. 文章は情報を伝えるものではなく、感情を伝えるもの
  3. 自分の書きたいことを書くのではなく、読み手の気持ちに寄り添って書くことで完読してもらえる良い文章が書ける

文章を書く上で重要なのは考えるフェーズだということですね。

細かい小手先のテクニックはすぐに身につきますし、重要ではありません。

どんな文章であれ、書く前に構造や目的を考えるクセをつけていきましょう!