・FP3級の受験を迷っている
・独学で合格できるのかわからない
・具体的な勉強方法を知りたい
ゴッチにお任せください!
この記事の内容
- FP3級の試験制度
- FP3級の難易度・合格率
- おすすめのテキスト・問題集
- 独学で合格するための超具体的な勉強方法
こんにちは!ゴッチです!
ゴリーマン|コンサル(FAS)でFA←JTC動物園で現場業務|未経験からコンサル転身後、働きながらUSCPA合格|USCPAコーチングでこれまでに31名の科目合格をサポート|現在はCFA勉強中
☆USCPA/米国公認会計士☆宅地建物取引士
この記事は試験の概要からゴリラでも合格できた独学の勉強方法までを完全網羅しておりますので、最後まで読んでいただければみなさんもきっと合格できます!
早速ご紹介していきたいところですが、まだ受験を迷っておられる方が数名いらっしゃいます。
そんな方へFP3級の魅力を簡単にお伝えします。
- 誰も教えてくれない基礎的な金融知識や法律を学べる
- 国家資格なので、昇進、昇格につながる可能性あり
これでみなさんが受験する気になりました!
Let’s try anyway!
FP3級の試験制度
FP3級の基本情報をお伝えします。
まずは敵を知ることから始めましょう!
試験形式
FP3級は、マーク式試験です。
また、学科試験と実技試験に分かれています。
- 学科試験:半分が二者択一式、残りの半分が三者択一式
- 実技試験:すべて三者択一式
さらに実技試験は次の3つに分かれています。
- 個人資産相談業務
- 保険顧客資産相談業務
- 資産設計提案業務
この中から1つを選択して受験することになるのですが、おすすめは「個人資産相談業務」で、理由は大きく2つあります。
- 学科試験の範囲と大きく重なっていて受験者数が一番多い
- 私が「個人資産相談業務」を受ける人向けにしかこの記事を書いていない(;^ω^)汗
個人資産相談業務を選んだ場合、学科と実技は「分かれているだけ」になるので「実技ってむずそう」などとうろたえなくても大丈夫です。
FP3級の取得を「普通に」目指している方は深く悩むことなく個人資産相談業務を選択しましょう。
ゴッチも「個人資産相談業務」を選択しました!
試験時間・合格点数
試験時間は次の通りです。
- 学科試験:120分(60問)
- 実技試験 (個人資産相談業務):60分(5題)
学科試験と実技試験それぞれで6割以上とれれば合格となります。
ちなみにどちらか片方だけ不合格になってしまった場合は、合格した年度の翌々年度末までに不合格になってしまった方のみを受験して合格すれば、無事FP3級を取得できます。
試験日
FP3級の試験は、毎年5月、9月、1月の計3回実施されます。
2023年度の試験は次の通りです。
- 2023年5月28日(日)
- 2023年9月10日(日)
- 2024年1月28日(日)
それぞれの受験日ごとに受験申請期間が設けられているので、受験することを決めたら受験申請期間をすぐに確認して、リマインダーに登録するなどしておきましょう。
申込方法
申し込みは郵送またはインターネットで行います。
申し込み先は次の2つがあります。
- 日本FP協会
- 一般社団法人 金融財政事情研究会(以下、「金財」)
色々な大人の事情で試験団体が2つに分かれているらしく、実技試験の科目が2つの団体で異なっており(学科試験は同じ)、自分が選ぶ実技科目によって申込先が変わります。
お間違えないようご注意ください。
受験料
当然ながら受験料が必要で、学科試験3,000円、実技試験3,000円の計6,000円が必要になります。
6回ほどランチを手作り弁当にしてください。
FP3級の難易度・合格率
私個人の主観的な数値であるゴッチパラメーター(難易度)と客観的な数値である合格率からFP3級を紐解いていきます!
難易度
完全主観のゴッチパラメーターによると、難易度は28です。
全問マーク試験であり、学科試験のうち半分は二者択一の問題なので、試験としては簡単だと感じました。
時間もかなり余裕があるので、凡ミス等も考えにくいです。
合格率
直近5回分の合格率は次の通りです。
試験日 | 学科試験 | 実技試験(個人資産相談業務) |
---|---|---|
2023年1月 | ー% | ー% |
2022年9月 | 66.66% | 58.23% |
2022年5月 | 72.01% | 62.24% |
2022年1月 | 77.95% | 53.14% |
2021年9月 | 71.15% | 43.25% |
(日本FP協会、金財発表資料より)
学科試験では70%程度、実技試験(個人資産相談業務)では55%程度とかなり高くなっています。
客観的に見ても、かなり合格しやすい国家試験と言えるでしょう。
しかし当然ではありますが、ほとんどの人は今まで勉強したことのない分野なのでなめてかかると普通に落ちてしまいます。
おすすめのテキスト・問題集
私個人が使用して、一発で合格まで導いてくれたテキスト・問題集をご紹介していきます。
テキスト
テキストは基本的にはどんなものでも問題ないですが、私が使用したテキストは「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級」です。
みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2022-2023年 [学科・実技に対応 スマホ学習対応 オールカラー] (TAC出…
試験範囲についてですが、9月以降からの3回の試験がその年度の法令等をもとに作成されます。例を挙げると、2020年9月、2021年1月、2021年5月の試験までが2020年度(2020年-2021年)の範囲となります。
正直、前年のテキストでも合格に支障はないと思いますが、法令が変わっていると誤った知識を身につけてしまいますので、その年の範囲のテキストを購入することをおすすめします。
問題集
FP3級の試験において問題集は不必要です。
エッ、そうなの!?
問題集をやっておかないと合格できるか不安だなあ…
心配ご無用です!
理由は2つあります。
- 試験自体が比較的容易
- 過去問が無料でダウンロードできる
難易度・合格率で見た通り、FP3級は比較的簡単な試験であり、平々凡々な私が1冊の参考書だけで合格できたので問題集がなくても大丈夫です!!!
圧倒的根拠があるわけではありませんが、試験が終わった日にゴッチを信じてよかったと思ってくれるはずです!←無責任
また、過去問が無料でダウンロードできます。
6回分を公開してくれているので回数的にも不足はありません。
過去問については無料のアプリも活用しましょう!
3級FP過去問解説集
Takeshi Furihata無料posted withアプリーチ
非常に使いやすく、丁寧な解説が付いています。
スキマ時間にガンガンやりましょう。
確実に一発合格できる勉強方法
さて、ここからが肝心の勉強方法で、以下がその手順になります。
- テキストを読む
- 過去問に「答え」と「根拠となるページ」を書き込む
- 過去問を解き、2と同じことをやる
- 最後に力試しをする
実際に勉強を始める前に過去問を最新のものから5回分ダウンロードしておいてください。
よほど目が悪くなければ4in1で十分見えます。
1.テキストを読む
意識するのは、軽い気持ちで読むことです。
一言一句覚えてやろう!と鼻息荒く読む必要もないですし、テキストの内容をノートにきれいにまとめる必要もありません。
2.過去問に「答え」と「根拠となるページ」を書き込む
ここからが重要なポイントです。
1番古い過去問とその次に古い過去問を使い、問題を解かずに、問題の横に答えを書き込んでいきます。
そしてその答えをもとに根拠となる教科書のページを探し、見つけたらそのページを書き込んでいきます。
根拠となるページが見つからない場合がありますので、その場合は前項でご紹介したアプリを使用してください。
下の写真は実際に私が使っていたものです。
赤シートで答えを隠し、答えや根拠がわからないときは教科書で確認することを繰り返しやります。
すべての問題の答えと根拠がわかる状態になったら次のステップへ進んでください。
3.過去問を解き、2と同じことをやる
今度は3番目に古い過去問と4番目に古い過去問を自力で解いてみてください。
解いて間違い直しをした後、先ほどと同様に「答え」と「根拠となるページ」を書き込み、この2回分についても答えと根拠がわかる状態になるまで繰り返し勉強します。
4.最後に力試しをする
最後に残っている最新の過去問を使用して、力試しをしましょう。
実は最後の最後に実戦形式の試験を行うことに意味があります。
試験ではこれまでに培ってきたことを発揮する「発揮力」が必要となるからです。
時間や合格しなければならないという緊張感がある本番でも、見たことのない新しい問題や難しい問題に対して、頭の片隅から知識を引っ張り出したり、応用したり、最終的には勘で答えたりする力。
最後の過去問は、本番と同じような環境(図書館など)で、絶対に合格するんだという気持ちで集中してやってください。
「発揮力」を直前で引き出しておき、 最後に間違えた箇所や苦手な箇所を入念に確認すれば、あとは自信をもって試験に臨むだけです。
1から3までをしっかりとこなせれば、この段階で確実に合格点が取れているはずですが、もし万が一この段階で合格点が取れていない場合は…
これまで取り組んだ全ての過去問の答えと根拠を即答できるよう復習し、最後の最後まで粘り続けましょう!
FP3級まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事の重要ポイントをまとめます。
- FP3級はマーク式試験
- 実技は個人資産相談業務を選ぶのがおすすめ
- FP3級は独学で十分合格できる
- 問題集は不要!
- 勉強方法は過去問を繰り返し、根拠を理解する!
私はあえて、合格に必要な「勉強時間」を書いていません。
勉強時間は個人個人の能力によって大きく異なるので、勉強方法と合格に必要な理解度の状態の方が参考になると考えているからです。
FP3級の合格に必要な理解度の状態は、過去問5回分すべての問題の答えと根拠がわかる状態です。
自分がこの理解度になるまでどれくらいの期間がかかるかを逆算し、取り組んでみてください。
私は約1ヶ月で合格することができました
皆様の合格を心よりお祈り申し上げます。
そして、FP3級に合格された方は次の回でFP2級に挑戦することをおすすめします。
理由は2つあります。
- 2級まで勉強することでようやく実用的な知識がついてくる
- 3級と範囲が大きく重なっていて、忘れないうちに勢いで取得できる
FP2級もゴッチのブログを活用していただければ、合格間違いなし!
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