・人と話すのが苦手
・ものごとをうまく伝えることができない
・話し方、伝え方が向上する本を知りたい
ゴッチにお任せください!
こんにちは!ゴッチです!
ゴリーマン|コンサル(FAS)でFA←JTC動物園で現場業務|未経験からコンサル転身後、働きながらUSCPA合格|USCPAコーチングでこれまでに39名の科目合格をサポート|現在はCFA勉強中(Level2 Candidate)
☆USCPA/米国公認会計士☆宅地建物取引士
この記事では、「話し方を根本から改善できる本」をご紹介していきます。
話し方は一朝一夕で格段に上達するなんてことはないと思いますが、意識して少しずつ変えていくことで着実に上達していくはずです!
私もがんばります!
人は話し方が9割
基本情報
- 出版日:2019年9月14日 第1刷発行
- ページ数:238
- 著者:永松 茂久
- 略歴:株式会社人財育成JAPAN代表取締役。大分県中津市生まれ。「一流の人間を集めるのではなく、今いる人間を一流にする」というコンセプトを掲げる人材育成法には定評があり、全国で数多くのセミナーを実施。多くの若者からの支持を集めており、セミナーの累積動員数は延べ40万人にのぼる。執筆、講演にとどまらず、出版スタジオ主宰、映像編集、経営コンサルティング、ブランディングプロデュースを伝える「永松塾」の主宰など、数々の事業を展開している。著書には本書以外にも多数あり、累計発行部数は100万部を突破している。
ゴッチ評
超シンプルで誰でもできる「全部」うまくいくテクニック! 雑談、自己紹介、人間関係…あなたはもう悩まない!
文が少なく、明瞭な図も多いので、とても読みやすいです。
内容としては物足りなさを若干感じるものの、「話し方」の基本は十分学ぶことができます。
無意識で「人から好かれる話し方」ができている人がいる一方、無意識で「嫌われる話し方」をしてしまっている人がいるのも事実です。
本書の中ではハッとするような特別なテクニックはあまりなく、一見、円滑なコミュニケーションを築く上で当たり前のことばかり書いてあるように感じます。
しかし、書かれていることを実際にできているかと言われるとほとんどの人ができていないと感じるのではないでしょうか。
話す、伝えるという行為は無意識でできますが、上達のためには意識することが大切なんだと気付かされました
当たり前のことをしっかり言語化してくれている本書を読むことで、「話し方」の基本を理解することができ、少しずつ現実世界の会話に落とし込むというステップを着実に進めていくことができると思います。
一つずつでもいいので、実践して、それを習慣化することができれば、すぐに効果が表れると思います。
私自身もこの本のおかげか、ブログでのアウトプットのおかげかはわかりませんが、自分で「うまく説明できたな」と思うことや、「話していて面白い」と言われることが多くなったような気がします。(気がするだけかもしれません)
特に「拡張話法」はとても即効性があるので、一番はじめにやってみるといいと思います。
人は誰もが自分のことが一番大切で、自分に興味がある生き物。相手への理解、共感、感謝を心がければ、話し方に限らず、あらゆることがうまくいく。
話し方で損する人得する人
基本情報
- 出版日:2018年8月30日 第1刷
- ページ数:221
- 著者:五百田 達成
- 略歴:東京大学教養学部卒業後、角川書店・博報堂・博報堂生活総合研究所を経て独立。作家・心理カウンセラーとして活躍中。サラリーマンとしての実体験と豊富なカウンセリング経験をを活かした人付き合いに関するアドバイスが人気。著書多数。米国CCE,Inc. 認定 GCDFキャリアカウンセラー。
ゴッチ評
あなたは無意識のうちに話し方で損をしているかも!? すぐに効果が実感できる「得する」話し方を厳選収録!
ついつい言ってしまいがちな「損する」フレーズを「得する」ものに置き換えて紹介してくれています。
中には「これ話し方関係なくない!?」という内容もありましたが…笑
私に限らずだとは思いますが(そうであって欲しいです)、「うわーこれ言ってしまってるな~」というフレーズが結構ありました。
例えば、やたらと「なるほど」を連発してしまうというもの。
単調に繰り返すことで軽薄な印象を与えてしまうのだそうです。
私はなるほどに限らず、「はい」とか「うんうん」などの無駄な返事をたくさんしてしまっているなと思いました。
私の憶測かもしれませんが、とりあえず返事しとけ的な教えを受けてきた体育会系の人にこの兆候はよく見られると思います。笑
意外と「黙ってうなづく」だけで相手に聞いてくれているという安心感を与えれるのだそうです。
損する話し方と得する話し方が44紹介されていますが、1つにつきだいたい4ページくらいで説明してあり、ぽんぽん読み進めていくことができます。
ぱっと見て、自分が「うわーこれ言ってしまってるな~」というところを読むだけでも良いのではないでしょうか。
雑誌感覚でぜひ読んでみてください。
「話し方」は相手がどう思うかで決まる。常に周りを観察し、その中で必要とされることを見つけ、ポジティブに伝えよう。その結果、自分の周りに人が集まってきて得をする!
アメリカの大学生が学んでいる 「伝え方」の教科書
基本情報
- 出版日:2016年12月5日 初版第1刷発行
- ページ数:303
- 著者:スティーブン E. ルーカス
- 略歴:カリフォルニア大学サンタバーバラ校卒、ペンシルバニア州立大学で博士号取得。現在はウィスコンシン大学マディソン校の教授を勤める。教授として、数々の賞を受賞。
ゴッチ評
ロナルド・レーガン、バラク・オバマ…優れた話し手の有名スピーチから導き出された伝え方の「型」を大公開! あなたの「伝え方」は確実に、そして激的にうまくなる!
少々形式張っていますが、構成がわかりやすく、プレゼンをする際の教科書になるような内容です。
随所に紹介されている細かいテクニックも見逃せません。
この本が素晴らしいのは、数々の著名な話し手の実際のスピーチから導き出された伝え方の「型」が明瞭に示されていることです。
ですので、この本は読んで理解することはもちろんですが、持っておくことに価値があります。
必要なときにこの「型」を使ってプレゼンを組み立てていくことができるので、購入することをおすすめします。
個人的にはプレゼン初心者ならば絶対に持っておくべき一冊だと思います!
プレゼンは、人によってはする機会はそう多くないかもしれませんが、会社や自分の人生を左右する重要な局面ですることがほとんどだと思います。
ガイドラインがあることで構成に深く悩むことなく、内容のブラッシュアップ、発表の練習に時間を割くことができ、確実に成果をあげられるでしょう!
パブリック・スピーキング-自分の考えを公にすること-において重要なのは、考え抜くことだ。聞き手、目的、場面に合わせた最適な「型」を判断し、入念な準備で自信を持って堂々と伝えよう!
まとめ~「話し方」における3つの気づき~
同じ分野の本を数冊読むと、必ずと言っていいほど、共通点が見えてきます。
そしてその共通点は、必然的にその分野における「最重要事項」となるはずです。
ということで最後に、前述の3冊から発掘した3つの共通点を私の「気づき」としてご紹介します!
- 話し方において最も重要なのは、相手を理解する(=話を聞く)こと
- 相手、周囲をよく観察して、それらから求められている発言や行動を心がけることで円滑なコミュニケーションが築ける
- 大きな声で堂々と話すことで信頼を得られる
基本姿勢を忘れず、身近な人との会話から実践していきましょう!