・秘書検定2級の受験を迷っている
・なんとなく小難しそうで、独学で合格できるか不安
・具体的な勉強方法を知りたい
ゴッチにお任せください!
この記事の内容
- 秘書検定2級の試験制度
- 秘書検定2級の難易度・合格率
- おすすめのテキスト・問題集
- 独学で合格するための超具体的な勉強方法
こんにちは!ゴッチです!
ゴリーマン|コンサル(FAS)でFA←JTC動物園で現場業務|未経験からコンサル転身後、働きながらUSCPA合格|USCPAコーチングでこれまでに36名の科目合格をサポート|現在はCFA勉強中(Level2 Candidate)
☆USCPA/米国公認会計士☆宅地建物取引士
この記事は試験の概要からゴリラでも合格できた独学の勉強方法までを完全網羅しておりますので、最後まで読んでいただければ皆さんもきっと合格できます!
早速ご紹介していきたいところですが、まだ受験を決心できていない方がいらっしゃいます。
そんな方へ秘書検定2級の魅力を簡単にお伝えします!
- 秘書検定2級では意外と知らない社会に出て働く人が持つべき基本的な常識を学ぶことができる
- 実用的なマナーや常識などを学べて、就職、転職活動の際にアピールできる
- 上司と車に乗るときにいつも助手席に座るのは間違い!?法要とは?「早春の候」って何月?わからなければ受ける価値あり!
これでみなさんが受験する気になりました!
Let’s try anyway!
秘書検定2級の試験制度
秘書検定2級の基本情報をお伝えします。
まずは敵を知ることから始めましょう!
試験形式
秘書検定2級は、「理論」と「実技」の2科目に分かれており、それぞれで試験形式が異なります。
- 理論:マーク式
- 実技:マーク式&記述式
マーク式の問題はすべて五者択一式です。
実技の記述式では実際に敬語を書いたり、手紙の表書き(寿、ご霊前等)を書いたりします。
記述が出ると言っても、配点的にはマーク式の問題が大半を占めていますのでうろたえる必要はありません。
受験資格はありません。
どなたでも何級からでも受験することができます。
じゃあなぜ私が2級を受験し、みなさんにおすすめしているかというと3級はかなり簡単で、準1級からは面接があるからです。
面接試験の日程が筆記試験と別でめんどくさかったのもありますし、何よりも私の住んでいる地域では面接試験が行われていませんでした笑
秘書を目指している人ではなく、社会人としてのマナーや常識を学ぶだけなら2級でも十分です。
試験時間・合格点数
120分で「理論」から13問、「実技」から22問出題され、それぞれで60%以上とれれば合格となります。
つまり、片方だけ合格しても秘書検定2級には不合格になります。
秘書検定はどちらか片方だけ合格してもそれを次回以降に持ち越すことはできません。1回の試験で「理論」と「実技」に同時に合格する必要があります。
絶対評価であるため、試験が簡単でも超難しくても60%以上の点数をとらなければ合格できません。
試験日
秘書検定2級の試験は、毎年6月、11月、2月の計3回実施されます。
2022年度の試験日程は、以下の通りです。
回数 | 試験日 | 受付期間 |
---|---|---|
第127回 | 2022年6月19日(日) | 2022年4月7日(木)~5月17日(火) |
第128回 | 2022年11月13日(日) | 2022年9月5日(月)~10月11日(火) |
第129回 | 2023年2月5日(日) | 2022年12月5日(月)~2023年1月10日(火) |
それぞれの回ごとに受付期間が設けられているので、忘れないようにしましょう。
申込方法
申し込みはインターネットまたは郵便申込で行います。
サイトのフローに沿って行えば普通に申し込めるかと思います。
併願もできますが受験料がもったいないので、2級を取得したい方は2級のみ受験することをおすすめします。
ちなみに受験者の約7割が女性です。
男性の受験者は当日圧倒されないように注意しましょう。
受験料
受験料は4,100円です。
いつも買っている3時のおやつを1ヶ月半我慢しましょう。
秘書検定2級の難易度・合格率
私個人の主観的な数値であるゴッチパラメーター(難易度)と客観的な数値である合格率から秘書検定2級を紐解いていきます!
難易度
完全主観のゴッチパラメーターによると難易度は31です。
記述式の試験はそれなりに難しいですが、マーク式がほとんどで合格点数も6割以上なので全体的には合格しやすい試験だと感じました。
ただマーク式は五者択一式でかなり迷わせてくるので、秘書のマインドを理解できないと難しく感じる可能性はあります。
合格率
直近5年分の合格率は次の通りです。
実施年 | 合格率 |
---|---|
2021年 | 56.4% |
2020年 | 60.7% |
2019年 | 56.9% |
2018年 | 55.4% |
2017年 | 56.3% |
(日本資格取得支援 JQOSより)
合格率は60%前後と高くなっています。
客観的に見ても簡単な試験と言えるでしょう。
マナーや作法に詳しい人などはもしかしたらノー勉でも合格できるかもしれませんね。
しかし、普通の人はある程度は勉強しないといくら簡単と言えど落ちてしまうでしょう。
おすすめのテキスト・問題集
私自身が使用して、一発で合格まで導いてくれたテキスト・問題集をご紹介していきます。
テキスト
テキストは「出る順問題集 秘書検定2級に面白いほど受かる本」をおすすめします。
こちらは「問題集」となっていますが、問題は事例として紹介しているような感じでほぼテキストのようなものです。
出る問題だけを厳選し、必要な知識だけを書いてくれているので非常にわかりやすいのが特徴です。
Amazon「秘書検定」カテゴリーランキング(2019年9月19日付)で1位にも輝いています。
テキストは他にもたくさんの種類がありますが、どれも情報が多すぎて、合格するために何を覚えたらいいのかがわかりづらいので「出る順問題集」が一番おすすめです。
問題集
問題集は過去問に取り組むのがおすすめです。
過去問題集はこちらのものしか販売されていません。
「実問題集」と記載されていて非常にややこしいですが、過去問です。
5回分収録されています。
確実に一発合格できる勉強方法
勉強方法は特に変わったことはしませんので、ざっくりご紹介します。
- テキストを読む
- 過去問を一通りやる
- 暗記する
- 最後に残しておいた過去問をやる
1.テキストを読む
軽い気持ちで読むことを心がけましょう。
テキストの内容をノートにきれいにまとめる必要もありません。
2.過去問を一通りやる
5回分のうち4回を一気にやってしまいましょう。
はじめのうちは似たような選択肢が5つあり、かなり悩むと思います。
当たり前ですが本番で全く同じ問題は出ないので、なぜその答えになるのかという根拠を重点的に学びましょう。
前に出過ぎない、どんな無礼なお客様でも丁寧に応じるといった秘書のマインドを自分の中で理解しておくと、どんな問題にも対応しやすいです。
「自分の中で」というところがポイントです!
一方、「実技」の問題では暗記することが少々あるので多くの人は苦戦するかと思います。
3.暗記する
2で苦戦した「実技」の暗記に取り組みましょう。
表書きや時候の挨拶で用いられる各月の用語などは暗記していないとわかりません。
暗記が苦手だという方は繰り返すしかありません。
人間の脳は、多少の差はあれど、繰り返し行った作業や繰り返し見たことは重要なことだと判断して、忘れないような仕組みになっています。歌手は自分の歌を歌いまくっているのでたくさんの歌の歌詞を覚えているのです。
暗記できないときは、「大丈夫、私は人間なの」と言い聞かせ、ひたすら繰り返し挑戦しましょう。
めっちゃ力技じゃん…
でもやるしかないな、うん
4.最後に残しておいた過去問をやる
最後に残しておいた1回分の過去問をやって、力試しをすると同時に「発揮力」を引き出しておきましょう。
時間や合格しなければならないという緊張感がある本番でも、見たことのない新しい問題や難しい問題に対して、頭の片隅から知識を引っ張り出したり、応用したり、最終的には勘で答えたりする力。
本番と同じような環境(図書館など)で、絶対に合格するんだという気持ちで集中してやることが重要です。
過去問が全て終わったはいいものの不安がある方は、ネット上の問題にも挑戦しておきましょう。
以下のサイトでより多くの過去問や予想問題に取り組むことができます。
秘書検定2級まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事の重要ポイントをまとめます。
- 秘書検定2級はマーク式が大半で、記述式が少し出る
- 理論と実技両方6割以上で合格
- 試験は比較的簡単で独学でも十分合格できる
- 「出る順問題集」と過去問題集でOK!
- 自分の中で秘書のマインドを理解し、暗記科目もぬかりなく!
このブログではあえて、合格に必要な「勉強時間」を書いていません。
勉強時間は個人個人の能力によって大きく異なるので、勉強方法と合格に必要な理解度の状態の方が参考になると考えているからです。
秘書検定2級の合格に必要な理解度の状態は、「出る順問題集」と過去問のすべての問題の答えと根拠がわかる状態です。
自分がこの理解度になるまでどれくらいの期間がかかるかを逆算し、取り組んでみてください。
私は約1ヶ月で合格することができました
この勉強方法を実践していただければ、平々凡々な私でも合格できたので、絶対に合格できるはずです!
皆様の合格を心よりお祈り申し上げます。
秘書検定2級合格で弾みをつけて、この先もたくさんの勉強、資格取得に励みましょう!