【知識ゼロから40点以上で一発合格!】宅地建物取引士試験 独学勉強方法<勉強編>

  • 2024年10月25日
  • STUDY
悩めるリーマン
悩めるリーマン

・知識ゼロでも合格できる具体的な宅建の独学勉強方法を知りたい
・独学で合格できるか不安
・何からどう手をつけていいのかわからない

ゴッチにお任せください!

ゴッチ
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 この記事の内容

  1. おすすめのテキスト・問題集
  2. 40点以上での合格を目指すべき理由
  3. 40点以上で一発合格できる勉強方法
  4. 試験の戦略

こんにちは!ゴッチです!

この記事では、超具体的な宅地建物取引士試験(以下「宅建」)の独学勉強方法をお伝えしていきます!

ゴリラかつ知識ゼロでも40点以上で合格できた勉強方法ですので、最後まで読んでいただければみなさんグッと合格に近づくことができます!


早速ご紹介していきたいところですが、まだ宅建についてよくわかっていない方、独学を迷っておられる方が数名いらっしゃいます。

そんな方はこちらの記事を読んでまた戻ってきて下さい!

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宅地建物取引士

それではご紹介していきます!

Let’s try anyway!

おすすめのテキスト・問題集

おすすめのテキスト・問題集

まずは私自身が使用して、一発で合格まで導いてくれたテキスト・問題集をご紹介します。

宅建は人気な試験なだけあって多くの予備校や出版社からテキスト・問題集が出版されています。

基本的にはどのテキストでも問題ないと思いますが、私がまず使用したのはこちらの教科書と問題集です。

そして次に2冊目の教科書とそれに対応する過去問集を使用しました。

2024年度版 わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス)

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これらの教科書や問題集はとても人気があり、実際わかりやすかったですが、いくつか疑問点があると思います。

  • 教科書は2冊いるのか?
  • 分野別問題集と過去問集は両方いるのか?
  • ゴッチはTACの回し者なのか?
  • 最新版でなくてもいいか?

一つ一つお答えしていきます。

 教科書は2冊いるのか?

2冊ないと合格できないわけではないですが、私は2冊使用することを強くおすすめします。

この2冊それぞれの特徴を超簡単にまとめました。

教材名 わかりやすさ 詳細な知識 問題集との対応度
みんなが欲しかった!
わかって合格る宅建士

「みんなが欲しかった!」はかわいいイラストで内容をイメージでつかむために、「わかって合格る宅建士」は試験で出てくる詳細な知識を得るために使用します。

どちらも問題集ときっちり対応しています。

詳しくは勉強方法のところでご紹介しますが、2冊の違った視点からのインプットを得ることで理解度が上がり、楽しく勉強を継続することができます。


 分野別問題集と過去問題集は両方いるのか?

ここは譲れません。

過去問題集は言わずもがな、分野別問題集と合わせて両方いると断言します。

なぜなら両方ないと完全にアウトプット不足に陥るからです。

少しでも節約したいぞという方は、教科書、分野別問題集、過去問集を同じシリーズのものを買えば合計3冊で済みます。


 ゴッチはTACの回し者なのか?

いいえ、違います。

たしかにTACの教科書ばかりご紹介しているのですが、それはわかりやすく、しっかり一発合格へ導いてくれるからです。

私がビッグになったら、契約を交わし正式な回し者となるかもしれません。


 最新版でなくてもいいか?

必ず最新版を購入しましょう。

自分が受ける年度の教科書、問題集であれば、法改正には対応しているはずです。

宅建の問題はその年度の4月1日に施行されている規定にもとづいて出題されますので、最新版でないと誤った知識を身につけてしまいます。

しかも、宅建は改正があったところが試験に出題されやすい傾向があります。



40点以上での合格を目指すべき理由

40点以上での合格

宅建の合格基準点は毎年35点前後ですので、40点以上を目指す必要があるのか?と思われた方もいらっしゃると思います。

現時点でそう思われている方も次の宅建の試験日と合格発表日を見ると考えが変わると思います。

試験日 合格(合格基準点)発表日
10月第3日曜日 11月下旬~12月上旬

試験日から合格(合格基準点)発表日まで約1ヶ月半あることがわかります。

そして思い出してほしいのは、宅建は合格基準点が変動する相対評価の試験であることです。

つまり、自己採点の結果、毎年の合格基準点付近であった場合、不安や恐怖に押しつぶされながら1ヶ月半を過ごすことになるということです。

ギリギリで合格することも素晴らしいですが、40点以上で安心した日々を過ごしたくないでしょうか?

ちなみに私は40点以上で安心した状態ですので合格発表前に宅建の記事を執筆しました!

ゴッチ
ゴッチ

そして何より、高い目標は成長を促してくれます。


40点以上で一発合格できる勉強方法

勉強方法

勉強方法の紹介の前に使用する教科書、問題集の略称を示しておきます。

  • 「みんなが欲しかった!」→「みん欲し」
  • 「わかって合格る」→「わか合格」
  • 「分野別問題集」→「問題集」
  • 「過去問集」→「過去問」

そして、ここからが肝心の勉強方法になります。

  1. 「みん欲し」を読む
  2. 問題集を解く
  3. 過去問10年分を普通に2~3周やる
  4. 過去問10年分を根拠も考えてやる
  5. 予備校の予想模試を受ける
  6. 残しておいた過去問2年分をやる

本格的な勉強を始める前に、勘定科目の略を決めていない方は以下のサイトなどを参考にして、決めておきましょう。

1.「みん欲し」を読む

軽い気持ちで読むことを心がけましょう。

ほとんどの人は1回読んだだけじゃ何も覚えられませんし、これは一生懸命ゆっくり読んでも変わりません。

じゃあ、なぜ読むのかというとプライミング効果を得るためです。

  プライミング効果とは?

あらかじめある事柄(プライム)を見聞きしておくことにより、別の事柄が覚えやすくなったり、思い出しやすくなること。学習効率の向上が見込める。

私たちが本当に解きたい、理解したいのは問題(過去問)であり、教科書ではありません。

ですので、教科書は刺激要素(プライム)としてとらえ、現時点で深く理解する必要はありませんし、よくわからないところは飛ばしてもらっても大丈夫です。


たまに過去問から読むと良いと言っている方、サイトにも遭遇しますが、プライミング効果から考えると最終目的を間違えていると思います。

また、よほどの勉強好き出ない限り、過去問から読むと体が拒絶反応を起こし、勉強が全く進みません。

全くわからない本を読むほど苦痛なことはありませんよね!

ゴッチ
ゴッチ

まずはかわいいイラストなどでイメージをつかみやすい「みん欲し」を読んで、宅建のプライムを得ておきましょう!


また、「みん欲し」も「わか合格」も覚えやすい語呂合わせが多数掲載されていますが、私がオリジナルで考案した語呂合わせもありますので、ぜひ確認してみて下さい。

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宅建 語呂合わせ

2.問題集を解く

最初は全く解けませんがご安心下さい。

問題を解く(アウトプット)を通して必然的に理解は深まっていきます。

そしてこの過程はまだプライムでもあり、アウトプットを通したインプット段階であることを肝に銘じておいて下さい。

あくまで教科書を読むだけでは理解できていない内容を、問題集で効率よくインプットする感覚です。

間違い直しはもちろんしますが、間違えた問題を再度解く必要はありません。

1周終えたら、すぐに次のステップへ進んじゃってください。


3.過去問10年分を普通に2~3周解く

このフェーズが最も重要です。

本番同様に過去問に取り組んでいきましょう。

最初はなかなか合格点に届きませんが全く問題ありません。

意識するポイントは3つあります。

  • 宅建に慣れる
  • 対応する「わか合格」から根拠を探す
  • とにかく繰り返す

一つ一つ解説していきます。

 宅建に慣れる

まずは多くの過去問に触れ、宅建に慣れましょう。

宅建は過去問からの出題がとても多い試験です。

どういったところが聞かれやすいのか、引っかけポイントはどこにあるのか、などは、単純に見聞きするだけではなかなか理解できません。

自分のアウトプットを通して理解していく必要があります。

特に引っかけポイントはこれでもかというくらい、いたるところに存在します。

本番でも必ず数多く出題されるので、意識して取り組みましょう。


 対応する「わか合格」から根拠を探す

正解、不正解に限らず、問題の答えとなる根拠が記載されている場所を対応している「わか合格」から探します。

そして、過去問の答えのあいたスペースにそのページ数を記載し、教科書にマーカーを引いておきます。

・過去問

・教科書「わか合格」

 ちょこっと補足

「わか合格」は出題されている箇所にアンダーラインと年度が書いてあり、非常に便利です。たまに間違っている箇所もありましたが…笑

こうすることで根拠までしっかり理解できることにつながると同時に、繰り返しやる際の効率が格段に上がります。

また、教科書を見た際にどこが出題される部分なのかが一目瞭然となります。


 とにかく繰り返す

この段階では質より量です。

狂ったように繰り返して下さい。

私は取り組むペースとして、2週間で3回以上取り組んだ問題は長期記憶になりやすいという脳科学の研究結果を参考にしていました。

スキマ時間はこちらのアプリを使用して過去問に取り組みました。

宅建 過去問 2024

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丁寧な解説、重点的に取り組みたい問題にチェックをつけるなどの機能もあり非常に使い勝手が良いです。

アプリも含めて2~3周やり終わったら次のステップです。


4.過去問10年分を根拠も考えてやる

過去問を2~3周すると、かなり得点も取れるようになってきますし、時間もかなり余裕が出てきますが、まだ40点合格レベルではありません。

時間は2時間のままで、根拠を書いて過去問を解いていきます。

驚きリーマン
驚きリーマン

全部根拠を書くのは時間もかかるし、かなりしんどそうだぞ…

根拠は自分が分かる程度で簡単な文で構いません。

また、基本的に正しい文の根拠は本文そのものになるので、根拠を書くのは誤っている文についてのみで大丈夫です。

根拠まで書いて解いたノート

1周終わったら、間違った問題はもちろん、正解していたけど根拠が間違っていた問題についても再度解いてみましょう。


5.予備校の予想模試を受ける

宅建は数多くの予備校が予想模試を実施しています。

たくさん受ける必要はありませんが、1回は必ず受けておきましょう。

受けるメリットは3つあります。

  • 本番同様の形式なので本番での発揮力向上につながる
  • その年の改正点など出題される可能性が高い問題を知れる
  • 現在の実力がわかる

「発揮力」は、年1回の試験である宅建においては非常に重要な力になってきます。

  発揮力とは?

時間や合格しなければならないという緊張感がある本番でも、見たことのない新しい問題や難しい問題に対して、頭の片隅から知識を引っ張り出したり、応用したり、最終的には勘で答えたりする力。

受験者が多く集まり、本番同様の雰囲気を味わうことができる人気の高い予備校の模試を受けましょう。

私はTACの全国公開模試を受けました!

ゴッチ
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驚きリーマン
驚きリーマン

またTAC!?

改正点など受験年度において出題の可能性が高い問題をこの機会にしっかり把握しておきましょう。


結果については本番までのモチベーションにすることはあっても、決して慢心、悲観しないようにして下さい。

本番の試験よりも必要とされる知識が幅広い問題が多いですし、本番よりレベルの高い受験層ですので平均点が自分の点を上回ってくることもあると思います。

しかし模試はあくまでも模試ですし、何点であっても模試の結果は最後の追い込みへのエネルギーとして下さい!

私も模試の点数は30点(平均30.5点)でした。

模試前はいけるやろうと慢心していましたが、結果を最後の追い込みの活力としてスパートをかけ、本番では40点以上で合格することができました。


6.残しておいた過去問2年分をやる

予備校の直前模試はだいたい試験日の2週間前に開催されます。

その間違い直しが終わったら、最後に残しておいた過去問2年分をやります。

「発揮力」を直前で引き出しておくと同時にしっかりと合格点を取得し、合格への自信をたしかなものとします。

合格点が取れれば、これまでのステップをしっかりとこなすことができれば合格点を取れない可能性はありません!

「私の宅建合格は必然だ!」という圧倒的自信で本番に挑みましょう!




試験の戦略

試験の戦略

宅建は時間には余裕があるのですが、集中力高く保ちながら難しい問題に立ち向かっていく必要があるので戦略をもって試験に臨む必要があります。

解く順番についてですが、基本的には自分に合ったものでいいと思いますが、ポイントは2つあります。

  • 自分で「この順番で解く!」と決めたらその順番で何度も解いて練習する
  • 民法(問1~14)は最後がおすすめ

ちなみに私は問15から解き始め、問50まで進んだらまた問1から解くという順番 で解いていました。

解く順番は色々あると思いますが、問題を行ったり来たりする回数が多いとマークミスにつながりかねないので注意してください。


時間については最後の民法を解き始める時点で約1時間残っているのが理想です。

時間に余裕をもって民法を解き、最後の見直しの時間を確保するために普段から時間を意識して勉強しましょう。

勉強方法の4のところご紹介した、過去問を「根拠も考えてやる」試験形式で2時間以内にできるようになれば問題ないと思います。


勉強編 まとめ

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

この記事の重要ポイントをまとめます。

  • わかりやすさ重視、内容の詳細度重視の2冊の教科書があると良い
  • 過去問をとにかく繰り返す!
  • 根拠まで理解することで強固な知識が手に入る
  • 直前の模試、過去問で発揮力を向上させよう!
  • 試験の戦略(解く順番、時間など)をあらかじめ決めておく

宅建の40点合格に必要な理解度の状態は、10年分の過去問のすべての問題を根拠も含めて迷わず答えられる状態です。

自分がこの理解度になるまでどれくらいの期間がかかるかを逆算し、取り組んでみてください。

私は約4ヶ月で合格することができました

ゴッチ
ゴッチ

この勉強方法を実践していただければ、40点合格が現実となることでしょう。

皆様の合格を心よりお祈り申し上げます。


宅建を取得されて、転職して不動産業界で働きたい方はまずはこちらのサイトに登録してみましょう!

宅建を取得した後も更なる飛躍を目指して、他の関連資格や興味のある分野をどんどん勉強していきましょう!

私はこれからもものすごい勢いで進んでいきますよ!