
・USCPAの合格発表日が知りたい
・アメリカ時間ではなく日本時間で教えて欲しい
ゴッチにお任せください!

こんにちは!ゴッチです!

ゴリーマン|コンサル(FAS)でFA←JTC動物園で現場業務|未経験からコンサル転身後、働きながらUSCPA合格|現在はMBA目指して奮闘中
☆USCPA/米国公認会計士☆宅地建物取引士
この記事では、USCPAの合格発表日(スコアリリース)日を日本時間でご紹介します!
AICPA公式サイトだけ見ていてもよくわからないですが、この記事を読んでいただければ最速で合格発表を見届けることができます!
皆様ブックマーク登録されているかと思いますが、一応スコアリリースのページのリンクを貼っておきます。
ログイン処理後、確認できるページに移動します!
それでは早速ご紹介していきます。
2023年USCPA合格発表(スコアリリース)日時

まずは結論からということで以下の合格発表時間をまとめた表をご確認ください。
受験日 | 合格発表日時(日本時間・予測) | 合格発表日時(日本時間・実績) |
---|---|---|
2023/1/1~1/23 | 2/7 AM 10:00 | 2/7 AM 9:10 |
1/24~2/14 | 2/22 AM 10:00 | 2/22 AM 9:55 |
2/15~3/9 | 3/17 AM 9:00 | 3/17 AM 8:55 |
3/10~3/31 | 4/11 AM 9:00 | 4/11 AM 8:50 |
4/1~4/23 | 5/9 AM 9:00 | 5/9 AM 8:50 |
4/24~5/16 | 5/24 AM 9:00 | 5/24 AM 8:50 |
5/17~6/8 | 6/16 AM 9:00 | 6/16 AM 8:50 |
6/9~6/30 | 7/11 AM 9:00 | 7/11 AM 8:45 |
7/1~7/23 | 8/8 AM 9:00 | 8/8 AM 8:50 |
7/24~8/15 | 8/23 AM 9:00 | 8/23 AM 8:50 |
8/16~9/7 | 9/15 AM 9:00 | 9/15 AM 7:00 |
9/8~9/30 | 10/10 AM 7:00 | 10/10 AM 7:00 |
10/1~10/19 | 11/3 AM 7:00 | 11/2 PM 23:00 |
10/20~10/31 | 11/7 PM 11:00 | 11/6 PM 23:00 |
11/1~11/26 | 12/4 PM 11:00 | |
11/27~12/15 | 12/26 PM 11:00 |
AICPA公式サイトよりゴッチが作成
2023年は2024年からの新体制に向けて、特に後期のスケジュールがやや変則的になっています。
特に10/1~10/19のタームは、11/3の発表になるので最短でも2週間程度待たせれることになります・・・
なお、2022年後期までのスコアリリースデータを確認したい方は以下をご確認ください。
注意点は以下の通りです。
- 予測は、あくまで予測なので実際の合格発表「時間」は多少前後する可能性があります(合格発表「日」が大きくずれることはないかと思われます)
- 実績は、発表が確認できた最速の時間をおおよそで記載しております
どうしてこんな微妙な時間帯に発表されるのか、本当に合っているのかと疑問に思っておられる方もいらっしゃるかと思いますのでこれについては後述します。
また、基本的には試験科目のアルファベット順に「AUD」→「BEC」→「FAR」→「REG」の順番で発表されるようですので、受験科目によって発表時刻が異なることがあります。
USCPA合格発表(スコアリリース)日時の予測背景

ここからはUSCPAたるもの、何事にも疑問を持ち、ロジックを確認しなければ気が済まないと考えている方のみご一読ください。
合格発表日時を予測するにあたって、考慮した事項は以下の3つです。
- AICPA公式サイトで発表されている合格発表日
- 近年の前倒し傾向
- Eyeball Trickの廃止
1つ1つ簡単に解説していきます。
AICPA公式サイトで発表されている合格発表日
前述の表の下部にも記載しておりますが、合格発表日についてはAICPA公式サイトで発表されています。
これは予測でもなんでもなくファクトです。
注意しなければならないのは、この合格発表日については「日本標準時(以下、JST)」ではなく、「米国東部標準時(以下、EST)」に基づいているということです。
JSTとESTの時差は14時間あり、日本の方が時間が進んでいます。
なお、現地の3月第2日曜日から11月の第1日曜日までは米国東部標準時夏時間(EDT)が採用されているので時差は13時間となります(1年のほとんどが時差13時間ですね・・・)
例えば合格発表日が5/9の場合、最短で5/9 0時00分、JSTの5/9 14時00分に発表があることになります。
この時間を基礎として次に紹介する推測要素を加味していきましょう。
近年の前倒し傾向
日本であれば、試験などの合格発表日はあらかじめ時間とともに発表され、前倒しされることも後ろ倒しされることも基本的にはありません。
しかしながら、今更ではありますが外国人は日本人より大雑把です。
準備が間に合わなかったら後ろ倒しになりますし、逆に準備が整えば前倒ししてきます。
USCPA試験の合格発表は「前倒し」してくる傾向にあり、2022年3月までは約5時間ほど前倒しする傾向が続いておりました。
今回の例でいうとおおよそESTの5/8 19時頃から、JSTの5/9 9時頃から発表を始めるような感じです。
そしてこの近年の傾向に拍車をかけることになったのが、次に紹介する「Eyeball Trickの廃止」です。
Eyeball Trickの廃止
実は以前は「Eyeball Trick」という裏技が使えました。
もう使えなくなったので詳細な説明は割愛しますが、簡単にご説明すると「一定期間内で複数回USCPA試験を受けた受験生は、2回目以降の合格発表の約10時間前から合格か不合格かだけを知ることができる」という裏技です。
私自身もEyeball Trickで合格を確認した経験があります

よくわからない方もいるかもしれませんが、ただでさえ前倒しで発表しているのに裏技を使えるシチュエーションではさらに前倒しで合否を知ることができたということです。
このEyeball Trickは以下の通り、2022年2月8日に廃止が発表されました。
公的試験においてこのような裏技が存在すること自体驚きですが、その裏技が使用できると認めてしまっていることも驚きです・・・
Eyeball Trickの廃止は残念ですが、以前よりEyeball Trickができていたという事実からは、もっと早く合格発表をしようと思えばできていたということが読み取れます。
私は、今回の廃止は「裏技なんかやめて、みんなが早く合否見れるようにします」というAICPA内の改革が行われたんだと勝手に推測しております。
これにより最近は発表時間がさらに2時間(合計7時間)ほど早まり、先程の例でいうとJSTの5/10 7時頃から発表されるようになりました。
以上より、2023年時点の予想時間をおよそ7時と設定しております。
なお、システムの仕様が変わり、まず7時の段階では合否のみが分かり、その後、程なくして点数が出る仕組みに変更されました。
合格発表(スコアリリース)にまつわる注意点

最後に合格発表に関する注意点をいくつかお伝えします。
1.受験日をカットオフ日直前に予定する
受験日を決める際は「受験日から合格発表日までの期間」を考慮した上で、タームごとのカットオフ日直前付近での受験をおすすめします。
例えば、合格発表日が5/9の回で受験日が4/1~4/23と記載があった場合、タームとは4/1~4/23の期間のことで、カットオフ日はそのタームの最終受付日である7/23となります
理由としては、USCPA試験は採点基準が明白でなく、試験が長時間(4時間)かつ問題量が多い(できなかった問題すべてを確かめることが不可能)ため、よほどの手応えがない限り、テスト後は必ずといっていいほど不安に襲われるからです。笑
なるべくソワソワする期間を減らしましょう。
この期間で次の科目の勉強を進めたり、他のことをしたりすればいいだけなんですが、誰しも一定程度のマインドシェアをもっていかれるはずなので、受験日はなるべくカットオフ日直前付近で予定しておくと良いでしょう。
2.ただし、カットオフ日の受験はなるべく避ける
カットオフ日とは前述の通り、最終受付日のことです。
さっきカットオフ日直前付近に受けろって言ってたじゃないか!という声が聞こえてきそうですが、「カットオフ日当日」は少し危険なのです。
USCPA試験の試験会場の運営をしているプロメトリックは、試験終了後24時間以内にAICPAに試験データを送信します。
もし仮にプロメトリックが最大の24時間後にデータを送信したとしたら、NASBAがデータを受け取るのは日付を回ってからになるはずです。
AICPAが日付を回ってからデータを受け取った場合、「もう締め切っちゃったからこれは次回ね」なんて判断が下される可能性は否定できません。
さすがにこの点に注意した運営をされているかとは思いますが、合格発表日に発表されない!なんて悲劇を避けるためにもカットオフ日の受験は避けたほうがよいでしょう。
カットオフ日に受験して次回に回されると、受験から発表まで1か月以上待たされることもあります・・・
ただし、絶対に避けるべきというわけではなく、私個人の経験として、どうしても都合が合わず、カットオフ日の午後に受験をしたことがありましたが、問題なく予定通りに発表されました。
一方でTwitter上では、プロメトリックの不具合で試験結果が送信されず、次に回されてしまったというコメントも確認出来ましたので、やはり「なるべく避ける」というスタンスは持っておいた方がよいでしょう。
3.合否に納得できなくても基本的には受け入れるしかない
採点方法がほぼほぼブラックボックス化されているため、点数や不合格に納得がいがないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方のためにスコアの再確認を依頼する「Score Review and Appeal」という制度があります。
「Score Review and Appeal」は下記の写真のようにNASBAのダッシュボードの案内に従い、行うことができます。

もし74点とかで不合格となってしまった場合にはこの制度を使ってみるのもよいでしょう。
ただし、2点注意点があります。
この制度を利用するのに$550(TBSの場合はさらに+$100)の費用が発生することとこれで合否が覆ったという方を聞いたことがないということです。笑
長い歴史の中で何人かはこれで合格になった方もいるでしょうが、ほとんどいないのは間違いないです。
再受験と同程度の費用が発生することと点数が上がって合格となる可能性が低いことを考えると本制度を利用するメリットはないかと思いますのでこの制度は利用しないほうがベターでしょう。
ただ、18ヶ月の合格期限の最後のチャンス、BECのWC(筆記試験、機械採点だが75点付近は人間が再チェック)などの場合は、本制度を利用してみる価値はあるかなと思います。
4.新試験が始まる2024年からはスコアリリースが1年に4回になる
これは衝撃ですね。
そもそも2024年からは試験体制が変わり、ざっくり言うと、雑多だったBECがFARと2科目に配分されて、REGもREGともう1科目に配分されます。
BECが消滅してしまったので、選択科目として新設された3科目の中から1科目を選択する形式になります。
これにより、AUDが難化、FARとREGは易化、選択科目は応用の扱いなので激・難化することが予想されています。
そして、試験体制の変更に伴い、スコアリリースは以下のように、基本的には1年に4回だけという形に変更となります。
NASBA|CPA Exam’s Future:Key Tentative Dates Announced
これによりUSCPA試験が大きく変わることになるかと思います。
また、科目合格の期間が18か月から24か月に延長されます。
これまでは落ちてもめげずにトライし続ければチャンスがある資格でしたが、新体制が始まる2024年からは1科目合格後は、受験回数で言うと最大でも各科目8回ずつしかないことになります。
余裕やんと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで「最大」であり、四半期中に受けなければそのチャンスは消滅することになります。
ちなみにこれまでは、1科目合格後おおよそ20回程度チャンスがありました。
モチベーションの維持もより難しくなることが想定されます。
ただし、移行期間として、2024年1月1日時点の合格している科目のExpire期限は一律で2025年6月30日まで延長されるそうです!
かなりの優遇措置となりますが、Expireないやんと油断していてはいけません。
易化が予想されている科目もありますが、新制度は情報も少ないため実際のところどうなのかは始まってみないとわからないからです。
USCPA挑戦中の方は2023年中に1つでも多くの科目合格を目指しましょう!
まとめ

私はそれなりの数の資格試験を受けてきておりますが、その中でもUSCPA試験の合格発表日は不安です。
それは問題や採点方式が公表されず、結果が読めないからです。
私と同じように多くの方もこの不安を抱えておられるかと思います。
ぜひ、この記事の内容をご活用ください。